初心者でも分かる相対性理論講義
第1回目−相対性理論とは?
相対性理論は、1905年にアルバート・アインシュタインによって発表された特殊相対性理論と1916年に発表された一般相対性理論の二つの理論の事を言います。
今回は、相対性理論とは何かというテーマでお送りいたします。

    まず特殊相対性理論で仮定にしている事は、
  • ◇光の速さは、見ている人の移動の速さにかかわらず、一定であり 特殊な座標系などは存在しない(運動については、相対的である)。
    以上の仮定から、次の結果が導かれる。
  • ◇光の速さは最大であり、これ以上速い物体は存在しない

  • ◇速くなると、質量が増し、動きにくくなり、光より速く加速させることはできない。

  • ◇エネルギーが増せば、質量が増加する。

と言った結果となる。
さらに一般相対性理論では、以下のことが述べられている。
◇光は重力で曲がる。
◇重力が集中すると、いったん入ってしまったら、光さえも抜け出すことができないという、おそろしいものが出来上がる。(ブラックホールのこと)
◇水星は太陽の周りを円軌道でなく楕円軌道で回っているが、  
1周するたびに軌道がだんだんずれていく。  
この現象(水星の近日点の移動)は観測結果によって、かなり昔から知られていたが、理由は謎であった。  
しかし、一般相対性理論の発表後、その理論で計算してみたところ、たまたま見事に一致することが分かった。
◇回っているジャイロ(地球ゴマ)は、傾くことなく常に、宇宙の同じ方向に軸を向けている。  
ところが、人工衛星にジャイロを搭載して、重力で公転させていくうちに、だんだん軸が傾いていく。
それぞれ一般相対性理論をわかりやすくおしえてください - 教えて!goo
中学生のための特殊相対性理論より引用

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